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取材こぼれ話
島根県江津市にあり全国清酒鑑評会において10年連続入賞、うち最高位金賞を8回受賞している蔵元都錦酒造は、アルカリ温泉水を仕込みと加水に使った新商品「自然温泉の恵」を発売します


島根県江津市にあり、全国清酒鑑評会において10年連続入賞、うち最高位金賞を8回受賞している蔵元都錦酒造は、アルカリ温泉水を仕込みと加水に使った新商品「自然温泉の恵」を発売します。
 この蔵元を、この1月19〜20日に取材してきました。創業は明治17年。120年以上に渡って手造りの清酒造りを貫き通してきた蔵元です。しかし単に伝統を守るだけではなく、「生活を楽しむ中で酒も一役」とのご当主、森脇厚博社長のお考えによって、ユニークな新商品も相次いで出してきました。たとえば、いま去就が注目されているマリナーズの佐々木投手が、かつて在籍した横浜ベイスターズ優勝の前年に発売した「浜の大魔神」という酒も造りました。日本に戻れば「帰ってきた大魔神」という酒も用意している?とのことです(佐々木投手は巨人に入るのではという情報もあります)。この蔵元は、アイディア商品が目立つので、保守的な清酒業界から、しばしば批判されることもあります。しかし清酒の業界は、芋焼酎のブームが去れば、清酒に回帰するだろうと手をこまねいて待っていればよいのでしょうか。否です。お客さんに、居酒屋・料飲店に、酒販店に積極的に攻撃していくことこそ、いま清酒業界に求められていることではないでしょうか。森脇社長は一人立ち、いままた次の挑戦をします。
 
都錦酒造の主な酒は、敷地内にある井戸からくみ上げたミネラル分を多く含んだ硬水系の水を使っています。これは高角山(たかつのやま)を源流とし、貝殻層を通り日本海に抜ける伏流水です。山陰の岩見の高角山といえば、万葉の歌の聖、柿本人麿(人麻呂)が、終焉を迎えた地としても知られています。諸説がありますが、人麿は高角山を見ながら亡くなったともいわれています。ここの蔵には「万葉蔵」という商品もあります。平城京遷都前の万葉の香りが色濃く残る地が、都錦酒造がある江津(ごうつ)であります。
 
森脇社長は、新商品「水シリーズ」を構想し、商品化してきました。これまで奥出雲の坂根駅ホームから湧き出、タヌキが飲んで100歳まで生きたといわれる延命水を使った商品、次ぎに日本海の深層水を使ったものも開発しました。今回の温泉水を使った「自然温泉の恵」はその第3弾に当たります。

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